コマンドを実行すると、グラフィック領域の左上に、コマンドの選択リストが表示されます。選択リストには、いくつかボタンが表示されます。
今回はこのボタンについて。
OK、適用、キャンセル
最初は OK、適用、キャンセル です。 それぞれ、コマンドを実行して終了、コマンドを実行(コマンドは終了しない)、コマンドを実行せずに終了 です。お馴染みのボタンですね。
プレビュー、プレビューの非表示、プレビューの回復
次は プレビュー です。 多くのコマンドで、コマンドの実行結果を事前に表示するために使用します。また、特に選択した要素が多いときなど、操作パフォーマンスを向上させるために一時的にプレビューを非表示にすると便利です。しかしプレビューボタンには、上のようにいくつか種類があります。
移動/コピーコマンドや、ミラーコピーコマンドなどで使用するのは プレビュー と プレビューの非表示 です。
一方、GSM系のコマンドや、キャッピングコマンド等では、これに加えて、プレビューの回復 が表示されます。プレビューの表示とどう違うのでしょうか?
コマンド開始後、必要な要素を選択してコマンドが実行可能になると、プレビュー が表示されます。
クリックするとプレビューが表示されて、ボタンは プレビューの非表示 に変わります。
プレビューの非表示をクリックするとプレビューが非表示になり、今度は プレビューの回復 が表示されます。
クリックすると、非表示になっていたプレビューが回復(表示)され、ボタンは再び プレビューの非表示 に変わります。以後、クリックするごとに、プレビューの回復と非表示が入れ替わり、プレビューの状態を制御することができます。
ここで、コマンドのパラメーターを何か変更すると、再び プレビュー ボタンが表示されます。
クリックすると、プレビューが再計算され、新しいプレビューが表示されます。
計算
次は 計算 ボタンです。 このボタンは、干渉チェック、モデル品質 等一部のコマンドで表示されます。 このボタンをクリックすると、設定にしたがって、コマンドを実行します。
これは簡単ですね。(何か要素を作成するのではないので、OKや適用ボタンが表示されるわけではありません。)
注意事項の表示、注意事項の非表示
次は 注意事項の表示 と 非表示 ボタンです。 これはコマンド実行中にグラフィック領域に表示される注意事項を、表示したり非表示にしたりします。
これも簡単ですね。
選択リストに表示されるボタンにはまだいくつかあります。残りのボタンは次回「その2」で。
thinknews vol.748(2022年11月2日配信)
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