作業途中に、ワークプレーンを様々な位置に移動して作業することも多いと思います。
よく使う場所は、覚えておければ便利ですよね。
ソリッドモデリングの際には、データム平面を使用する方法があります。
また、ビジュアルブックマークにもワークプレーンの位置を保存することができます。
しかしサーフェスモデリング中に使用する場合、特にビジュアルブックマークを使用する場合など、ワークプレーンの保存機能はたくさんある機能のうちの一つであることもあり、今ひとつ使い勝手が悪いかもしれません。
T3Japan tools では、現在のワークプレーンの位置に名前を付けて保存する、専用の機能があります。
「保存」ボタンで現在のワークプレーンの情報を御保存します。
保存したワークプレーンは下図のようにリスト表示されます。
「上」「下」ボタンで、表示する順番を変更することができます。
選択して「切り替える」ボタンで切り替えることができる他、ワークプレーンの名前を ダブルクリック しても切り替えることができます。
また、ワークプレーンのリストはファイルに保存(エクスポート)することができ(*.wpd)、別のファイルに インポート することもできます。
なお、このコマンドで保存する情報は、ワークプレーンの位置と方向のみです。「ソリッドの面上」などの、特定の要素へのリンク情報は保存されません。
少し高度な使い方として、、、、
このコマンドで保存したワークプレーンの情報はファイルの中に保存されます。そのため、必要なワークプレーンの情報を保存したファイルをテンプレート化することができます。
こうすると、新規ファイルでワークプレーンの情報をいちいち設定し直したり、別ファイルからインポートしたりする必要もありません。
ワークプレーンをよく使用される方はご活用ください!
オマケ:
ファイル中に、ユーティイティツール の「ワークプレーンのエクスポート」機能で保存したワークプレーンの情報があれば、wpl ファイルとしてエクスポートすることができます。そして、エクスポートした wpl ファイルはインポートすることができます。つまり、ユーティリティツールのコマンドの情報を本コマンドの情報へ変換することができます。
thinknews vol.794(2024年2月22日配信)
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