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T3Japan tools トピック第12回: ロフトのミニダイアログをすべて接線に設定

前回の コンテキストメニューの「続行」 に引き続き、今回は「ロフトのミニダイアログをすべて接線に設定」をご紹介します。


ロフト面 コマンドでは、面の境界線を選択して、その面に対する連続性を設定しながら曲面を作成することができます。


対象要素の選択次第ですが、この際、ミニダイアログが最大4つ表示されます。


この中で最も頻繁に使用するのは上の絵で選択しているように「接線」でしょう。そして条件をすべて接線に設定したいときは、ミニダイアログを1つずつ設定します。

でもこれ、4箇所設定するのはちょっと面倒ですよね。。。


この操作を一度で行うのが、「ロフトのミニダイアログをすべて接線に設定」です。

(「ショートカット」以下の項目は、上図のようにリボンからも実行できますが、基本的にはキーボードショートカットを割り当ててご使用ください。)


このコマンドを実行すると、何と、ワンタッチですべてのミニダイアログを「接線」に設定します。便利ですね!


ロフト面コマンドでは、面の作成方法としていくつか選択することができますが、

このショートカットが有効なのは、グリッドストレッチ です。


また、選択の中に曲線がある場合など、ミニダイアログが4つではなく2つや3つ表示される場合がありますが、そのような場合ももちろん適用可能です。


さらに、この機能の姉妹品として、「GSMの拘束条件を「位置+接線」にする」があります。「ショートカット2」からご利用ください。


このコマンドは、アドバンスGSM コマンドの維持する条件と一致条件を「位置+接線」に設定します。つまり、維持する条件は「位置を保つ+接線を保つ」、一致条件は「目標の位置+目標の接線」に設定します。

アドバンスGSMコマンドでの設定は、一度に複数の条件を設定することはありませんが、その代わり、いくつも別の条件を設定する場合があります。


その場合でもこの機能を使用すると、簡単に次々と条件を設定することができるでしょう。


ロフト面コマンドや、アドバンスGSMコマンドをよく使われる方は設定してみてください!


thinknews vol.809(2024年6月21日配信)

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